夢という存在。ゴールをぶっ壊せ
どうも〜〜周平Pです。
今回はやっと?JAM関連の話題の記事です。
基本僕の記事はアイマスとJAM projectの二カテゴリで書いていこうと思ってます。
めんどくさいのでフォルダ分けは多分しませんが
ということで、こんな本が最近出ました。
「ゴールをぶっ壊せ」影山ヒロノブ
ドラゴンボールや聖闘士星矢の主題歌でおなじみ影山ヒロノブさんの自伝的な本です。
もともと影山ヒロノブさんはLAZYというロックバンドでラウドネスの高崎晃さんやランティスの社長井上俊次と共にデビューされました。
しかしその時はロックバンドとしてではなくアイドル的な売り出し方でした。
その時代の苦悩からそこからアニソン歌手として成功するまでの道のりが書いてあり、とても読み応えのある本です。
特にアニソン歌手としてはまだ歌い始めた頃はアニソンというジャンルは存在しておらず全部「まんがのうた」、歌う人は「歌のおにいさん」としてされていました。もちろん知名度もありません。この本でも「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を出してちょっとした三十代後半まで建設現場でアルバイトしていたと書かれています。(正直これが一番な衝撃)
他にも元いた社長からあいつは終わったと言われたり。ギャラがほぼないライブをひたすらするしかなかったなど、音楽で食っていく大変さが書かれていました。でもヒロノブさんは一言も歌いたくない、とは言わなかったのです。
逆に少しでも歌わせてもらえるならと意欲的に活動していました。
客が五人しかいないライブハウス、アパートの屋上、最終的にはブラジルまで。
どうしてそこまで歌おうとするのか、彼は歌うのが好きなのもあるけれども、歌を通していろんな人、いろんな場所と関わりたいという思いがあったのだとも思います。
この本でいいたいのは本当に夢=ゴール、ではなく夢に向かって進むこと、それが道となっていく。その夢はいつ叶うかもわからない、けれども自分の好きなことを必死にやったらその夢はもっと大きくなって少しずつ叶っていく、だからこそ自分でゴールを決めるな、ゴールをぶっ壊せ。ということなのだと思います。
とここまで書きましたがどうですかね。読みたくなりましたかね?
うまく書けたかはわからないですが、僕はこの本今めっちゃオススメしたいです。読み終わった時はとりあえずライブしたい!って思ってしまうほどに。僕も高校時代アニソン歌手を目指してスカパーのアニマックスアニソングランプリ(通称アニグラ)に毎年応募してました。毎年一次で落ちていて当時は落ちた理由機材やらなんやらと言っていた記憶があります。この本を読んでわかりました。技術不足もありもっと練習も重ね、ライブも重ね、表現力やら相手に伝える歌い方も覚えないといけないんだなと。高校生の自分に送りたい本1位です。
正直今年のアニグラに応募してみようか、と思うぐらい自分のなりたかったものに勇気をくれる本でもあると思います。
是非読んでください。